Microsoftは4日(現地時間)、Windows 10 Version 1709用の累積アップデートKB4056892などをリリースしました
先日発見され話題となっているIntel CPUなどに発見された脆弱性を修正するものとみられていて、Version 1703用のKB4056891、Version 1607用のKB4056890、Version 1511用のKB4056888、Version 1507用のKB4056893なども同時にリリースされています。
更新プログラムはシステムの品質を改善するもので、新たな機能は追加されていません。
それぞれWindows Updateを利用して導入することが可能で、変更内容は以下の通りです
PCなどに搭載されているCPUに、秘密の情報が盗まれるおそれのある脆弱性が含まれることがわかり世界規模で問題となっている。
これに対しマイクロソフトは緊急更新プログラムの提供を開始。日本時間1月4日よりWindows 10向けに
同5日からはWindows 7向けにも、「Windows Update」を通じて更新プログラムの配布が行われている。
セキュリティ研究者の間で「Meltdown(メルトダウン)」「Spectre(スペクター)」と呼ばれる
この脆弱性を悪用すると、保護されていて本来は他のプログラムがアクセス
できないメモリ領域を不正に読み取ることが可能になり、パスワードなどの秘密情報が攻撃者の手に渡るおそれがあるという。