2017年の国内タブレット端末出荷台数を、調査会社のMM総研が発表しました。
AppleのiPadがシェア40%を占め、調査開始以来8年連続で1位となりました。
手頃な価格の第5世代iPadが人気を集めたものの、iPadの出荷台数は減少しました。
2017年(1〜12月)の国内タブレット端末の出荷台数は、前年比1.4%増となる863万台でした。
2016年は、2010年の調査開始以来初めての前年割れとなりましたが、プラス成長に転じました。
大手携帯キャリアが販売するAndroidタブレットを中心に
携帯ネットワークが利用可能なセルラーモデルが人気となった一方で
Wi-Fiしか利用できないモデルの出荷台数は2013年から4年連続で減少しています。
メーカー別台数はAppleが7年連続シェア1位も3年連続で台数前年割れ
2017年のメーカー別出荷台数・シェアは Apple(シェア40%)が1位。日本でタブレット端末が登場した2010年から8年連続で1位を確保したが、2014年をピークに台数は3年連続で前年割れとなった。2017年のiPadは9.7インチ以上のモデルが中心となった。特に2017年3月に発売された第五世代iPad 9.7がセルラー/Wi-Fi共に従来モデルよりも手ごろな価格になったことが奏功して人気を集めた。
以下、2位 Huawei、3位 LG、4位 富士通、5位NECレノボの順となった。2位のHuaweiはドコモ向けタブレット、3位のLGはau向けタブレットが好調だった。