電子決済や広告などに広く利用されている「QRコード」に、偽の情報を仕込むことができるセキュリティ上の弱点があることが、神戸大学のグループの研究でわかりました。この弱点を悪用すると、利用者を一定の割合で不正なサイトに誘導することも可能で、グループではセキュリティー対策の強化が必要だとしています。
QRコードは、インターネットのアドレスなどの情報を白と黒の四角い図形として表示し、スマートフォンなどで読み取るもので、電子決済や広告などに広く利用されています。
このQRコードのセキュリティについて、コードを作成する際に不正な操作を加えると、本来の情報に加えて、偽の情報を仕込むことができることがわかったということです。