ことし国内向けに出荷されたテレビは、今のハイビジョンより画質が
鮮やかな4Kに対応した製品が大幅に増えて全体の3割を占め
低迷が続くテレビ市場のけん引役となるか注目されます。
電機メーカーなどで作る電子情報技術産業協会によりますと
ことし国内向けに出荷されたテレビは、先月末までの合計でおよそ374万7000台でした。
これは去年の同じ時期を8.8%下回っていて
1年間で見ても3年連続の減少となる公算が大きくなっています。
ソース元
4Kテレビ出荷が大幅増 全体の3割に
地上デジタル放送に変って液晶テレビの販売が大幅に伸びた分
その反動がはげしい、メーカとしては目新しいものの開発が
遅れ気味
年末にかけてTVの動きは確かに、凄かったと思います。
4Kそして、なんといっても有機EL
有機ELの画質を見ると、あのキメの細かさ繊細画像は
見ていて楽しく感じられます。
有機ELテレビは、液晶テレビに必要なバックライト、プラズマテレビの特徴である放電スペースが不要で
非常に薄く作ることができます。 現在の液晶テレビの薄さ約5~7cmと比較しても、有機ELは約1/10程度となる5mmという薄さです。
有機ELテレビの映像表示は「自発光方式」。方式はプラズマテレビと同じですが、発光材料に有機物※を使います。
有機物は電圧がかかることで発光し
その現象を「有機エレクトロ・ルミネッセンス(Electro Luminescence)=有機EL」というため
有機ELテレビという名称になりました。
主な解像度は現在の4K対応液晶テレビと同じく、4K(3840×2160)です。4Kよりさらに上の8K(7680×4320)の開発も進められています。