避難所支援物資で「ミスマッチ」 真備では食料十分も日用品が不足

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西日本豪雨で甚大な被害を受け、多くの住民が避難所生活を余儀なくされている倉敷市真備町地区で、全国から被災者へ寄せられる支援物資を巡って「ミスマッチ」が生じている。命をつなぐ初期段階で必要だった水や食料は十分な一方で、自宅の片付けに使う道具や洗剤などの日用品が不足気味だ。

 約230人が避難所生活を送る二万小(同町上二万)。体育館のステージに置かれた段ボール箱には衣類が詰め込まれ、被災者が手にとってサイズを確かめる。地元の女性(44)は、目当ての衣類や消毒液は受け取ったが「洗濯用の洗剤は貴重でなかなか手に入らず、困っている」と話した。

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