西日本豪雨で発生した岡山県内の災害ごみの総量が約41万トンに上る見込みであることが2日、分かった。災害ごみの全体量が明らかになるのは初めて。浸水被害が大きかった倉敷市が約8割を占める。県は近く処理スケジュールなどを盛り込んだ基本方針を策定し、復旧・復興を加速させる方針。処理費用は200億円超に上るとみられる。
家屋全壊で1棟当たり約117トン、半壊で約23トンの災害ごみが発生するなどと想定した国の算定方式に基づき、県が推計した。被害が一定規模以下だった久米南町を除く26市町村の合計を算出。このうち倉敷市は甚大な浸水被害が起きた真備町地区を中心に約34万トンに上り、7万~10万トンとしてきた同市の推計値を大幅に上回った。総社市は約2万6千トン、岡山市は約2万トン。
処理費用は200億円超凄い金額
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