小田川治水工事の完成時期前倒しへ

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石井啓一国土交通相は15日、西日本豪雨で決壊し、甚大な浸水被害をもたらした高梁川の支流・小田川に関し、治水対策として今秋にも着工する付け替え工事の完成時期を、当初予定の2028年度から前倒しする方針を表明した。

倉敷市真備町地区などの被災地を視察後、同市内で記者団に「災害を踏まえて、なるべく早くできるように計画を見直す」と語った。
本流である高梁川の水位が上がると、小田川の水は流れにくくなり、逆流する「バックウオーター」現象が発生する恐れがある。

今回の豪雨で小田川とその支流の計8カ所が決壊したのも、同現象が要因の一つとされる。
ソース元
小田川治水工事の完成時期前倒しへ 倉敷・真備視察の国交相表明