天皇、皇后両陛下は14日、西日本豪雨の被災者を見舞うために岡山県を訪問、甚大な浸水被害を受けた倉敷市真備町地区を視察された。両陛下の来岡は2005年10月に岡山国体秋季大会開会式に出席して以来、13年ぶり。
両陛下は日帰りの予定でこの日正午前、東京・羽田発の特別機で岡山入り。岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)から陸上自衛隊のヘリコプターで倉敷市に移動した後、岡山県の伊原木隆太知事から被災状況の説明を受け、浸水した住宅街などを視察した。災害対応拠点となっていた真備総合公園体育館(同市真備町箭田)では、被災者や救助活動に当たった住民らに声を掛ける。