植良太郎被告の逃走現場は、町工場や倉庫が立ち並ぶ地域で、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の会場となった花園ラグビー場も近い。「またか」「どうしてこんなことが続くのか」。付近の住民らは、疑問と怒りの声を上げた。
「交通事故かなと思ったら、逃走と聞き驚いた」
現場近くで飲食店を営む50代の男性は9日午前4時ごろ、鳴り響くサイレンを耳にした。男性は、10月30日に起きた大阪地検岸和田支部での逃走事件にも触れ、「またかと思った。ちょっと信じられない」と憤った。
またまた逃走劇
今度も大阪
大植被告は車で護送中、かけられていた手錠がきついと検察事務官に訴え、事務官が左手首の手錠を外したところ、車内で暴れ出し、車のドアを開けた。危険なため、事務官が車を止めると、外へ出て事務官ともみ合いになり、腰縄姿のまま東に逃げた。
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